どうも、NaOです。
あなたはカタログを作る際、
文字の書式や太さ、大きさを
意識されていますか?
文字の書式や太さ、大きさで
ターゲットに対する反応が違います。
ターゲットに合わせて
カタログ作りを作ることは
とても重要になります。
女性向けの商品なのに
男性が反応するような
デザインのカタログを作ってしまうと
購買意欲、反応率が落ちてしまいます。
カタログのデザインは
複合的な要素で心理作用を与えますが
今回は要素の1つ
「文字の書式や太さ、大きさ」が
人に与える印象について解説します。
カタログの文字の書式・太さ・大きさを意識してますか?
まずは、世の中に出回っている表紙や雑誌を観察してみよう
雑誌の出版社は、
「文字の書籍や太さ、大きさ」が人に与える印象を
しっかり理解しています。
出版社は文字のプロです。
プロがどのような表現祖しているかを観察するだけでも
勉強になります。
まずは、以下二つの
男性向けの雑誌と、女性向けの雑誌の表紙を
見比べてみましょう。
いざ二つを見比べてみると、違いが一目瞭然だと思います。
でも、感覚的には違いが分かっても
何が違うのかを具体的に説明できる人は
少ないはず。
次は、具体的に何が違うのか、どんな意図があるのかを見ていきましょう。
ターゲットが反応するな書式や太さは?
男性向けのファッション誌、ビジネス本、家電雑誌には
「太い ゴシック体、大きい文字」 が多く使われれています。
「太い ゴシック体 大きい文字」は、安定的や信頼の印象を与えます。
上記の雑誌は30代から40代向けの雑誌です。
なので、安定や信頼を与える
「太い、ゴシック体、大きい文字」を多く使用していますね
女性向けのファッション誌や情報雑誌には
「細い ゴシック体 小さい文字」や
「細い 明朝体 小さい文字」が多く使われています。
「細い 明朝体 小さい文字」は、清潔や高貴な印象を与え
「細い ゴシック体 小さい文字」は、やさしさ・柔らかさの 印象を与えます。
上記の雑誌は婦人向けの雑誌なので、清潔や高貴な印象を与えてくれる
「細い 明朝体 小さい文字」がおおいですね。
表にすると、このようなになります。
男性は「太く、大きい文字」が好まれる、
女性は「細く、小さい文字」が好まれると覚えておきましょう。
実際に文字だけを変更して作ってみた
雑誌は、ターゲットに合わせて
モデルや表現方法、配色も変更しています。
雑誌の比較だと、文字だけの作用がわかりにくいので
文字だけの比較として、
以下のように
書式や太さ、太さだけを変更して作ってみました。
それぞれを比べてみて、どのような印象を受けるかを感じてみてください。
若い女性向け:細い、ゴシック体、小さく
→優しいイメージ
女性向け:細い、明朝体、小さく
→高貴なイメージ
男性向け:太い、ゴシック体、大きく
→頼れるイメージ
文字を変えだけですが、
それぞれの印象が変わるのを感じませんでしょうか?
カタログを作る際
文字の書式、太さ、大きさも
意識して作ってみてくださいね。
最後に
今回は「文字の書式、太さ、大きさ」が
与える心理作用について
解説しました。
女性向けの商品なのに
男性が反応する「太い、ゴシック体、大きな文字」をつかったカタログだと
女性は「ガサツなイメージ」を受け取ってしまい、
反応率が落ちてしまいます。
人は
無意識のうちに、
この商品が欲しい、欲しくないと
判断しているものです。
「文字の書式、太さ、大きさ」も意識して
カタログなどを作ってみてくださいね。